公務員試験における自然科学の勉強法とおすすめの参考書

自然科学とは?

公務員試験における教養試験の中の自然科学とは、数学・物理・化学・生物・地学の

5つからなる、いわゆる理系科目です。

公務員試験を受験する方は、一般的に文系の方が多いだろうと思われますので、

この自然科学に対して苦手意識を持ってしまうケースが多いと思います。

確かに理系特有の計算に対する理解が必要なので、大学受験のときにもセンター試験を受験

せずに、私立大学文系のみで来てしまった場合には、かなり嫌な分野となることでしょう。

しかし、実際にはそこまで毛嫌いしてしまう必要はなく、文系科目と同様に

暗記に走ることで得点源としやすい分野もあります。

それでは、各科目について説明していきます。

 

数学

自分は完全なる文系人間だとか、計算式を見ると頭が痛くなるというタイプの人は、

真っ先に捨てましょう。

残念ながら数学は暗記のみで解ける問題はなく、必ず計算が絡んできます。

実際に出題されるレベルは、高校2年レベルぐらいまでの範囲なので、

そこまで難しい問題は出ないのですが、やはり数学をあまり勉強してこなかった人には、

一からやり直していると効率が悪いです。

さらに言うなら、数学は問題の出題数が1問しか出ません。

ですので、そのためにわざわざ勉強するぐらいなら、他の科目を勉強した方が

圧倒的に効率よく合格に近づけます。

ただこれはあくまで根っからの文系人間の場合で、逆に理系の人は

しっかりと得点源にすべきです。

出題数は1問しかありませんが、理系の人からすると問題のレベルはあまり高くないので、

しっかり復習すれば、間違いなく解けるようになります。

数学は暗記する科目ではなく理解する科目なので、大学受験のために一度しっかり

勉強しているような人であれば、ごく短い時間でマスターすることができるでしょう。

 

物理

考え方は基本的に数学と同じです。

高校のときにこの科目を選択してこなかった人は、ばっさりと捨てましょう。

数学と同様に計算しなければ答えを導き出せないような問題が多いからです。

ただこちらは、数学とは違って、若干暗記で答えられるような問題も出ることがあります。

他の科目の勉強に余裕があるような人ならば、その辺りにしぼって勉強するのもありです。

ちなみにこの物理も出題数は1問しかありません。

数学と同じ扱いになるというわけです。

ただし、理系の人で物理を選択していた人は、しっかりと復習して

得点源とするようにしましょう。

数学と同様、問題レベルは決して高くありません。

 

化学

勉強すべきか否か、人によって分かれる科目です。

根っからの文系で、人文科学に自信がある人は捨ててしまっても構いません。

ただ、文系だけれども、人文科学のみでそこまで得点できる自信がないという人は、

化学の暗記メインとなる範囲については勉強するようにしましょう。

なぜかというと化学は出題数が2問あるからです。

人文科学で高得点を出すことが難しい場合、化学のこの2問を捨ててしまうというのは

結構な痛手になります。

理系の人は、高校の授業でも必須だったりすることが多いと思いますので、

そういう人はしっかりと復習して勉強した方がいいです。

 

生物

お待たせしました。

文系タイプの人でも攻略可能な科目の登場です。

基本的に暗記が全てで、人文科学の覚える量に比べれば、そこまで覚えることがない。

かつ出題数は2問と、ぜひとも得点源にしてほしい分野です。

全体的に見ても、かなりおいしい科目なのでしっかりと勉強するようにしましょう。

時間対効果で見ても、おすすめです。

 

地学

生物と同様得点源にするにはもってこいの科目です。

全てが暗記で覚える量は生物よりもさらに少ない。

出題数は1問ですが、短い時間でマスターすることが可能なので、

しっかり勉強して得点源としましょう。

この科目も生物と同様、時間対効果が高いのでおすすめです。

 

最後に

ここまで書きましたが、基本戦略としては、生物・地学の勉強が必須であるということです。

よっぽど人文科学に自信があるとかでなければ、生物・地学はしっかり勉強しましょう。

それ以外の科目は、文系・理系のどちらだったか、また人文科学で

どれぐらい得点できる見込みがあるかで、勉強範囲は変わってくるイメージです。

自然科学は、出題数が人文科学より少ないので、どうしても勉強の優先度は

落ちる人が多いと思います。

しかし、意外と得点源としやすい分野もあるので、あまり疎かにはしないようにしましょう。

 

ちなみに私は、自然科学は全ての範囲を勉強しました。

なぜかというと、人文科学が壊滅的な理系タイプだったからです。

ですので、一般的な王道な勉強法からは、かなりかけ離れていたと思います。

私のようなタイプで公務員試験を受験するような人は少数派かもしれませんが、

一応それでも公務員試験を独学で合格できるんだぞということで、

もし転職したい人がいるなら希望は捨てないでください。

 

教養試験の選択問題では、社会科学、人文科学、自然科学があり、そ

れらの計30問ぐらいから20問ぐらいを選択して回答します。

出題数からいって社会科学(10問強)は必須みたいなもんですが、それ以外は、

わざわざ人文科学と自然科学からいくつかの科目を選ばなくても、

人文科学か自然科学のどっちかの問題がパーフェクトで解ければ

必要回答数を満たせるから問題なくね?

という大胆な発想からの勉強法でもありました。

この考えはかなり大当たりで、実際にこれで合格点を取れました。

 

おすすめの参考書

それでは最後におすすめの参考書を紹介します。

基本的に生物、地学のみを勉強する人が多いと思うので、その場合おすすめとなるのが、

  • “公務員試験 過去問 新クイックマスター 自然科学Ⅱ(生物・地学)”
    東京リーガルマインド LEC総合研究所 公務員試験部
  • 上・中公務員試験 過去問ダイレクトナビ 生物・地学
    資格試験研究会 実務教育出版

の2冊です。

実際にそれぞれの本を手に取ってみて、自分に合いそうな方を選択すればOKです。

どちらか1冊やっておけば、必要な知識は網羅できます。

もともと理系で自然科学を全科目勉強したいのであれば、

  • 公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 自然科学
    資格試験研究会

が1冊で全ての科目を網羅しているのでおすすめです。

ただし、レジュメページは少な目なので、問題を解くことが中心となる本になります。

 

まとめ

  • 生物・地学は覚える量が少ないので必ず勉強して得点源にする。
  • 数学・物理・化学は理系で人文科学に自信がない場合のみ勉強する。

とにかくまず、生物・地学は勉強しましょう。

文系・理系問わずやっておくべきです。

あとはやはり、人文科学でどれだけ得点を見込めるかが、自然科学に

どれだけの勉強量をつぎ込むかの指標になります。

自分の得意・不得意を把握して上で、必要な科目のみ効率よく勉強しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました