公務員試験の志望動機は?新卒・民間からの転職でも使える例を紹介

公務員の志望動機例1

 

公務員になるのであれば、国、都道府県、市区町村どのような規模であれ、そこに住む人々が快適に生活できるように奉仕する存在となるわけです。それを実践する熱い気持ちと行動力が必要になります。公務員試験の2次試験におけるエントリシートや面接では、面接官もその辺りを必ず突っ込んで聞いてくるため、志望動機は自分をアピールするためにもとても重要なポイントになります。

今回は、そんな公務員試験の2次試験では、誰もが頭を悩ますであろう問題の、志望動機の書き方について例を入れながら紹介していきます。

 

そもそもエントリーシートとは?

国家公務員であれ地方公務員であれ、公務員試験を受験すれば、2次試験の際には必ずエントリーシートの提出を求められます。このエントリーシートには、志望動機を含めて、自分がこれまでに経験したことなど様々な情報を記入する箇所があります。2次試験の面接の前に、このエントリーシートを受験先に事前提出することになります。面接官は事前提出された受験者のエントリーシートを確認して、面接に臨んできます。したがって、エントリーシートに書いた内容は、事前に面接官に細かくチェックされることになります。もちろん面接中も、面接官はエントリーシートを見ながらいろいろ質問をしてきます。このため、エントリーシートに書く内容は、慎重に吟味する必要があるのです。

エントリーシート記入の段階から、もう2次試験は始まっているのです。エントリーシートはとりあえず内容を埋めておくようにして、当日の面接で気合いを入れてしっかりと受け答えすれば大丈夫!と考えているのであれば、それは甘いです。

自分が面接官の立場になって考えればわかると思いますが、エントリーシートを真面目にしっかりと書いてきている人と、なんとなく書いてきただけの人がいた場合はどう思うでしょうか?当然、前者にはいい印象を抱き、この人のことをもっと詳しく知りたいと思うでしょう。逆に後者は、本当に真剣に公務員になりたいと思っているのか?となり、あまり採用したいとは思わないはずです。

 

志望動機を書く前の事前準備① ~自分自身のこと~

公務員の志望動機例2

 

公務員になってやりたいこと・実現したいことを具体化する

志望動機を書くには、公務員になって自分がどのような仕事をしたいのか、それによって何を成し得たいのかを整理しておく必要があります。自分の内なる声に耳を傾けて、しっかりと考え抜くようにしましょう。このときにポイントとなるのが抽象的なことではなく、具体的な内容としておくことです。説得力のある志望動機を書くためにはとても重要なことなので、公務員になってやりたい仕事、実現したいことを具体的にイメージして整理しましょう。

自己分析をして自分を知る

志望動機を書くにあたって、自分がどのような人間かを把握しておくことも重要なポイントになります。自分の性格や性質、得意なことなどをよく理解して、それが公務員になったときにどのように生かすことができるかをよく考えましょう。

公務員になってやりたい仕事や成し得たいことを書く際に、自分という人間の特徴を踏まえて書くことができると、例え志望動機が他の人と被ったとしても、自分ならではの強みを伝えることができます。これによって、同じ仕事をしたとしても、自分の方が他の受験者よりもよりいい仕事ができるという説得力のある志望動機が書けます。

 

志望動機を書くための事前準備② ~志望先のこと~

公務員の志望動機例3

 

書くための事前準備として自分自身のことはしっかりと整理しました。自分のことを知ったら、次は相手の番です。自分の志望先について、どのようなところなのかリサーチしましょう。

志望先の特徴を把握する

志望先のホームページや職員採用案内パンフレットを見ると、非常にわかりやすいです。自分の志望先が、どのような政策や施策を行っているのか、現状の行政課題や今後の目標がどのようになっているのかをよく確認しましょう。更に、自分が志望していない同規模の自治体なども調べると、自分の志望先の課題がより一層見えてきたりもします。

ここから、自分が公務員になったら実際に取り組みたいものを探し、どのような形で関わり、どのように自分の力を発揮していきたいかを考えましょう。いろいろ調べていると、自分に合ったものや、やりたいことが見つかってくるはずです。

ここで志望動機として選ぶものは、志望先が注力していることではなく、自分自身が実際にやってみたいことを中心にして考えるようにしましょう。その結果、志望先が注力していることや、課題としていることと合わさるなら、それが一番いいです。逆に、志望先の注力していることや課題を中心に、自分が対してやりたいとも思わないことを志望動機にすると、あまりいいものは書けません。当然のことですが、無理矢理文章を書くようになるので熱意も伝わらず、面接のときにボロも出やすくなります。また、仮に試験に合格して公務員になれたとしても、自分が対してやりたくもない仕事の配属先になったりして、公務員になったことを後悔するようになってしまいます。

 

志望先と自分自身の繋がりを考える

自分が公務員になろうと思ったときに、なぜその志望先を選んだのかを、よく整理しておきましょう。地元だから、学生のときに住んでいたから、その自治体に関する紹介をテレビや雑誌で見たなど様々な理由があると思います。自分がその志望先に惹かれた理由をよく考え、自分自身にどのような縁があるのかを説明できるようにしておきましょう。

 

上記2つを徹底してやっておくと、面接のときに他の場所を選択しなかった理由を聞かれたときにも、非常に答えやすくなります。明確な理由と思いを持って、説得力のある受け答えができるでしょう。

 

志望動機の例

公務員の志望動機例4

 

それでは、入念な下準備をした上での志望動機の例を紹介していきましょう。

 

新卒の場合

私は子育て世代が住みやすい環境作りに携わりたいと思い、○○市を志望しました。その理由は、学生の頃に地域のボランティアで子ども支援に参加したためです。実際に子育てをしている方々の話を聞くと、精神的・時間的・金銭的など様々な理由からとても苦労をしている人が多いことを知りました。

○○市は子育て世帯が暮らしやすくなるように、保育や補助金の制度充実に力を入れています。私は人の話をよく聞いてコミュニケーションをとることが好きなので、それを生かして子育てに関する悩みを理解し、子育て世帯が笑顔で暮らせるような制度作りに貢献したいと思っております。

 

転職の場合

私は現在、民間企業でお客様に対して、システム開発による業務効率を改善するプロジェクトに携わっています。これまでに携わったお客様の業種は様々で、設計や事務処理などの業務効率改善をしてきました。これまでに培った経験とスキルを生かし、公務員の仕事の業務効率改善を図り、本来取り組みたい事業に多くの力を注ぐことができるように尽力したいと考えています。仕事の効率を上げることは、ひいては地域に住む人々に対して、時間とお金を還元することにも繋がります。

内部事務の徹底効率を図ることで、○○市の課題解決や新規事業の推進力の手助けになれるよう全力を尽くしたい所存です。

 

新卒の場合は、自分が興味がある分野について実体験を基にした志望動機を書くと、説得力が増します。自分の志望先の政策や施策もよく調べておくと、熱意も伝わりやすくなります。

転職の場合は、新卒とは違い即戦力として期待されます。社会人として自分がこれまでどのような経験をしてきて、どのようなスキルを身につけてきたかをわかりやすく書きましょう。そして、その経験とスキルを公務員の仕事にどのように生かせるかを書くことが大切です。

それぞれの場合のポイントをおさえて志望動機を書くようにしましょう。

 

志望動機を書くときのテクニック

エントリーシートは、面接のときの判断材料として使用されます。面接官は、エントリーシートの内容で気になるところを質問してきます。そこで、敢えて全てを書き切らず、疑問点を残すようにしましょう。面接で質問されるように誘導するのです。

エントリーシートの志望動機に導線を貼っておき、面接で更に詳しく熱意をもって話せるようにしておくと、より好印象を与えることができるでしょう。

 

最後に

エントリーシートに記入する志望動機は、最終的には面接に繋がるものになります。自分がどれだけ熱意をもって公務員という仕事をしたいかを文面から伝えられるようにし、面接が始まる前から好印象を与えられるようにしましょう。

面接試験を成功に導くためにも力を入れて志望動機を書いてください。

 

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